がまんじるで虹をかける

童貞大学生のため息(激臭)

河野太郎トリガー

河野太郎という人をよくニュースでみる。この人を見るたびに、私は中学のときの彼に顔が似た体育の先生を思い出す。

 

その人は概ね立派な先生だったと思う。しかし、ひとつだけ不満に思っていることがあるのだ。体育祭で騎馬戦という種目があり、騎馬に乗った上裸の男子生徒たちが取っ組み合い、体が地面と平行になったらその騎馬は脱落となるというルールであった。審判は教師たちである。

 

この危険な種目を廃止させなかった。むしろ、男らしさの象徴のような種目として賛美していたこと。これは過ちであったとしか思えない。なぜならこの種目で骨折などの怪我をした生徒が多くいたからだ。

 

陸上部のキャプテンもそのうちの一人であった。彼は誰よりも熱意を持って練習に取り組んでいた。しかし、彼はこの怪我によってギプスをはめながら中学校生活最後の大会に臨むことになったのだ。

 

彼が骨折したときの体育教師の顔が忘れられない。何食わぬ顔をしていた。誰よりも責任を感じるべき存在なのに。

 

陸上部の彼は優しくて、純粋な人間なのできっと誰も恨んではいないだろう。しかし、私は今でも自分のことのように、その出来事に対してはらわたが煮え繰り返り返りそうになるのだ。

 

河野太郎氏がもし総理大臣になるならこのときの体育教師のようには、なって欲しくないと切に願う。