がまんじるで虹をかける

童貞大学生のため息(激臭)

小室圭スパイラル

ぼくは大学で勉強していると、いやが応でも未来を意識してしまう。それは次のようなものだ。

 

社会人として会社へと向かう電車の中、向かいの席に男性が座っている。彼はスマートフォンを見ているが、ぼくがじっと見ていると、彼は顔あげる。その顔が小室圭氏にそっくりなのである。

 

結婚式で牧師が僕に永遠の愛を誓うかどうかの伺いをたててくる。僕は妻を安心させるためにも、ありったけの自信を込めて誓いますと真っ直ぐな眼差しで答える。そのときの牧師の満足そうな顔が小室圭氏にそっくりなのである。

 

歳をとってやっと散歩する楽しさが分かった。挨拶をすると心が温かくなる。いつもの場所、いつもの時間に柴犬を散歩させているおばさんに挨拶をする。賢いもので犬も私の顔を覚えているようだ。芝犬がハッハッと楽しげに息を弾ませながら、私の膝に前足を乗っける。柴犬の頭を撫でる。そのときの柴犬の至高の表情が、小室圭氏にそっくりなのである。

 

この先10年、20年経っても小室圭氏は私たちのそばにいる。私たちの心に掛けられた、小室圭氏のペンダントが、世の中に蔓延る悪意の銃弾から本当に大切なものを守ってくれるのである。